医療法人寿康会 大府病院の入院のご案内|知多郡東浦町の精神科
精神科

〒470-2101 愛知県知多郡東浦町大字森岡字上源吾1番地

入院のご案内 HOSPITALIZATION

入院案内について

当院での入院治療について
ご案内します

当院では、外来での治療中であっても病状や経過に応じて入院での治療をご提案することがあります。入院中、患者さんやご家族のかたが治療に専念できるようにスタッフ一同誠心誠意対応させていただきます。ここでは入院に際しての細かい内容についてご案内しています。わからないことやお困りのことがございましたら、お気軽に当院スタッフにご相談ください。

緊急での入院治療について

緊急での入院治療を
ご希望される場合は
事前にご連絡ください

かかりつけではないかた、またかかりつけであっても急遽入院をご希望されるかたは、来院の前に一度ご連絡くださるようお願いしております。担当相談員が速やかに事情を伺い、必要なご案内をさせていただきます。入院が必要と考えられる場合には可能な限りお引き受けできるよう調整させていただきますが、お困りごとや病状、当院の混雑の具合によっては他の医療機関や支援サービスをご案内することがあります。

入院治療のご紹介

早期回復を支援するための
医療・リハビリテーション体制

当院の入院治療は主治医制を採用し、一貫した治療方針を提供します。また、医師、看護師、リハビリスタッフなど多職種によるカンファレンスを定期的に実施し、医療水準の向上と均一化に努めています。これにより、すべての患者さんが適切で質の高い医療を受けられる体制を整えています。
さらに、作業療法チームによる機能リハビリを通じて、入院中の機能低下を軽減し、早期退院と社会復帰を積極的にサポートしています。多面的なサポートで、患者さんの回復と早期の退院を支援します。

専門チームによる医療支援

当院では、入院中の患者さんにより良い医療を提供するため、複数の専門チームが主治医と連携し、多面的な評価と医療支援を行っています。感染対策チーム、栄養サポートチーム、認知症ケアサポートチーム、褥瘡対策チームがそれぞれの観点から患者さん一人ひとりを評価し、状態に合わせた支援を提供しています。これにより、入院生活を安心してお過ごしいただける環境を整え、患者さんの早期回復を目指しています。

退院した後も支援を続けます

ほとんどの患者さんは退院した後も病気と付き合う必要があり、そのためにさまざまな困りごとが生じます。当院では相談員をはじめ、専門スタッフが生活のお困りごとについて相談を承ります。また、生活機能リハビリテーションや通所介護サービスのため、当院のデイケアのご案内をしています。デイケア施設のご利用を希望されるかたは、担当の医師または相談員までお申し出ください。

入院に際するご案内

こちらでは、入院に関する一般的なご案内を掲載しています。
いずれの内容についても都度担当スタッフから説明させていただいておりますので事前にご確認いただく必要はありませんが、ご確認のためにお役立てください。また、患者さん個別の事情によって対応を調整させていただくことがありますので、ご不明なことがありましたら担当スタッフにお尋ねください。

入院の流れ

1 受診まで
入院をご希望される場合、あらかじめその旨をお電話にてご相談ください。相談員が対応し、状況をご確認させていただきます。また、かかりつけの患者さんにおいては、病状によって医師から入院をおすすめすることがあります。
2 入院診察
・医師が診察を行い、入院の適応について評価を行います。
・入院をするにあたっては、法に基づき、ご本人、もしくは婚姻者・特定の親族のかたの同意が必要です。このため、あらかじめご本人以外のかたにも診察に同席をお願いすることがあります。
3 諸検査
入院時に血液検査、心電図検査、胸部レントゲン撮影、頭部CT検査に加え、必要と思われる検査が追加されます。ご本人の病状から検査の実施が不可能である場合、治療の開始が優先されることがあります。
4 病棟入棟
多くのかたは入院直後がもっとも具合が悪いため、密に観察を行うことが可能な環境を準備します。このため利用する病室は個室などのご希望にはお応えできないことがあることをあらかじめご承知おきください。また、症状に応じて、法の規定に基づき患者さんの行動を制限することがあります。

入院時に必要な持ち物

認印 ご家族様の印鑑をご用意ください。
※保証人、連帯保証人の記名、押印が必要な書類があります。どなたが連帯保証人となるか、事前にご検討ください。
保険証 従来の健康保険証・資格確認証・マイナ保険証のいずれかをご用意下さい。(必須)
マイナ保険証の詳細は、<こちら>をご確認下さい。

その他該当者は、限度額適応認定証・その他の医療証等々も合わせてご持参ください。
※コピーは不可
※マイナ保険証=保険証と紐づけられたマイナンバーカード。紐づけは当院のカードリーダーでも可能です。
※マイナ保険証のかた、従来の保険証のかたでオンライン資格確認に同意されるかたは、限度額適応認定証は不要です。
※障害者医療など公費負担制度を受けているかたは、保険証と併せて受付にご提示ください。
お薬・お薬手帳 現在服用中のお薬(飲み薬、貼り薬、目薬)や、お薬手帳をお持ちください。
入院中に履く靴をご持参ください。
ご高齢のかたはリハビリシューズをお持ちください。
※ひも靴、脱げやすいサンダルは不可です。
※マジックペンで必ずご記名をお願いいたします。
ひげ剃り(男性) 充電式の電気シェーバーをお持ちください。
現金7万円 ・日用品費(お小遣い費)2万円
・保証金(退院時清算金)5万円
※「お預かり証」は大切に保管してください。
衣類・日用品 病状に合わせて「入院セット」「オムツセット」をご利用ください。
病棟で貸し出しできるもの 爪切り、毛抜き、耳かき(貸し出し時間は病棟内に掲示。病状によって個々に対応が異なります)
持ち込み可能なもの 置き時計、腕時計(高価なものは持ち込み不可)、ヘアブラシ、生理用品、使い捨てマスク、低反発クッションや座布団
※事前にご相談下さい。
持ち込み禁止のもの 上記以外の金銭、通帳、貴重品、携帯電話、パソコン、ライター等火事の恐れがあるもの、刃物類(ハサミやカミソリ等)、ひも(洋服や靴のひもも不可)、ベルト、飲食物(差し入れ含む)、陶器・ガラス製の割れ物、固形石鹸

「入院セット」「オムツセット」
について

当院では、症状等に応じていくつかの「入院セット」と「おむつセット」を用意しております。どちらに関しても、病棟スタッフが患者さんに必要と思われるものを、入院時および症状に合わせて適宜判断し、随時ご案内させていただきます。なおセットによって費用が変わってきます。詳しくは病棟のスタッフよりご説明しますので、わからないことがありましたらお気軽にお問い合わせください。

入院セット

入院生活で必要となる衣類・タオル類の貸し出しと入院生活を送る上で必要な品を用意しております。

オムツセット

テープ止めタイプのおむつやリハビリパンツ、尿取りパットがセットになっているものです。
患者さん一人ひとりの使用枚数に合わせて、いくつかセットをご用意しております。

入院後病状が安定し
私物の自己管理、
自己洗濯が可能となったかたへ

私物の自己管理・自己洗濯については、病状に応じて衣類セット⇒私物セット⇒入院セット不要と段階的に移行することができます。移行希望がありましたら病棟スタッフまでお伝えください(症状によってはご希望に添えない場合がございます)。移行に応じて必要な物品に関して説明させていただきます。

持ち込み物品の注意点

持ち込まれるものには全てフルネームで名前を書いてください。名前の書けない「黒や紺色」の衣服は持ち込みできません。

入院生活について

入院中の生活時間は病棟によって異なります。詳しくは当院のスタッフがご説明しますので、わからないことがございましたらお気軽にお問い合わせください。

3病棟:入浴日の場合
6:00 起床
7:00〜8:00 朝食
9:30〜11:30 入浴
※入浴日は週2回です(3病棟:月・木曜、1・2病棟:火・金曜)。
※祝日の場合は前後します。
12:00〜13:00 昼食
13:30〜14:30 OT活動(リハビリテーション)
※治療の一環として、社会復帰を目的とした手芸や運動などの選択活動や季節行事、グループ活動などの取り組みを行っています。
13:30〜16:00 面会時間
※感染症の流行状況によって対応が異なります。現在の面会については、別紙をご参照ください。
18:00〜19:00 夕食
21:00 就寝

※部屋:原則4~5人の大部屋です。個室をご利用いただく場合は、ご連絡します。
※洗濯:入院セットをご利用のかた:洗濯は料金に含まれています。 
自己洗濯可能なかた:院内に洗濯機、乾燥機がございます。感染対策上、衣類を自宅に持ち帰って洗濯することは
極力お控えください。
※病棟の公衆電話で電話をかける場合、電話をかけるための10円玉は、病棟スタッフにお声かけ下さい。
※その他:テレビは食堂ホールにあります。

外出・外泊について

・外泊に関しては、主治医の許可制となっております。症状によっては外出・外泊ができない場合があります。
・病状が安定しましたら、退院へ向けて外出・外泊をお願いする場合があります。退院に向けた治療の一環として実施しますので、ご協力いただきますようお願いします。期日はご都合に応じて調整しますが、ご協力いただけない場合はそのままの退院となりますので、あらかじめご承知おきください。

他院受診について

・入院中のお薬は当院でお出しします。ただし、諸事情により当院でお出しできない場合もございます。その場合はかかりつけの病院を受診し、お薬を持ってきてもらうようお願いします。
・他の医療機関を受診する場合の付き添いはご家族のかたにお願いしております。
※受診先より当院職員の付き添いを求められた場合は、職員が同行します。その場合は1時間につき1,100円いただきます。
・他の医療機関を受診する必要がある場合は、受診前に必ず当院へお知らせください。外出中などにやむを得ず他医療機関を受診した場合も、必ずお知らせください。

病状の問い合わせについて

・看護師や相談員、他スタッフではお答えできない事項が多数ありますので、直接主治医にお聞きください(主治医の病状説明は面接にて行っています。患者さんのプライバシー擁護の点から、電話でのお問い合わせにはお答えできません)。
・主治医との面接を希望される場合は、担当相談員へご希望日時をお知らせください。

連絡先について

・連絡先に変更があった場合は、早めにお知らせください。
・当院へのご連絡は(緊急時を除き)平日の9:00~17:00の間にお願いします。
・当院からの連絡があった場合は、急変の可能性もございますので必ず折り返しのご連絡をお願いします。

通信について

・患者さんの人権を配慮する観点から、電話・郵便の制限は原則として法律で禁止されています。ただし治療上必要な場合や、明らかに患者さんご自身の不利益になると判断された場合は、制限することがあります。

お心づけについて

・診療に対する対価は診療報酬として受け取っております。入院・外来を問わず患者さん・ご家族様からのお心づけはお断りしています。

入院費について

入院費は保険の種類、公費負担などによって金額が異なります。主な内訳は次のとおりです。

・医療費:保険適用(加入している健康保険に応じて一部負担金あり)
・食事代:1食490円(指定難病のかた:1食280円)
・医療外負担金(保険適用外):物品管理料やタオルリース料等
病棟スタッフの判断で必要なかたのみ負担金が発生します。入院時および病状にあわせて適宜病棟スタッフからご案内いたします。変更があった場合は「委託依頼契約書」を請求書と同封してお送りしますので、ご記入後返送してください。わからないことがありましたら、お気軽に病棟スタッフまでお問い合わせください。

個室利用について

・個室利用料:1日3,300円
個室を利用されるかたは使用料として、上記の通り1日3,300円を別途いただきます。なお、症状等により個室管理を必要とされるかたを優先いたしますので、希望されても個室へ入室できない場合がございます。

入院費のお支払いについて

入院費は、医療費・食事代・医療外負担金の合計を月末締めで計算します。
・お支払いは、診療月の翌月末日までに下記方法にてお願いします。

受付窓口にて現金支払い

・取扱時間:月~金曜日9:00~16:30、土曜日9:00~11:30です。
※土曜午後・日曜・祝日・年末年始はお取り扱いできません。

振込

上記取扱時間にご来院が難しいかたは、お振込での対応も可能です。
通信欄に患者さんのご氏名と○月分入院費と記載をお願いします(日用品費入金のため多く振込される場合は「日用品費として○○円」とご記載ください)。
※入院費は翌月中旬~末日までにお支払いをお願いします。
※退院時の精算は「退院時の流れについて」の欄をご覧ください。
※日用品費追加のご入金:残高を確認の上、追加のご入金は大府病院窓口にてお願いします。
※各種診断書代:大府病院窓口にて原本をお受け取りの際にお支払いをお願いします。
※入院セット・オムツセット代金については、小山商会より払い込み用紙が届いたら、各種コンビニにてお支払いをお願いします。

高額療養費制度
(限度額適応認定証)について

医療費は年齢や所得に応じた自己負担限度額が定められており、1ヵ月の医療費(食事、医療外負担金は除く)が自己負担限度額を超えた場合は、高額療養費制度をご利用いただけます。高額療養費制度をご利用いただくためには限度額適応認定証の発行手続きが必要な場合がございます。保険証ごとに手続きの有無や方法は異なるため、詳しくは以下をご参照いただくか、当院スタッフにお尋ねください。

保険証の種類 手続き方法
マイナ保険証(保険証と紐づけられたマイナンバーカード) 当院で手続き可能です。詳しくはスタッフにお尋ねください。
従来の保険証(オンライン資格同意あり) 限度額適応認定証の発行手続きは必要ありません。
従来の保険証(オンライン資格同意なし) 下記申請先で手続きしていただき、当院窓口へご持参ください。
〇社会保険のかた:保険証に記載されている各保険者
〇国民健康保険のかた:市町村の国民健康保険担当
〇後期高齢者医療保険のかた:市町村の後期高齢者医療担当
※手続き後交付された限度額適応認定証は、当院外来受付の窓口までご提示ください。
※高額療養費制度は提示された月からの適応となります。
※提示前に医療費の限度額が超えた場合は各保険者にお問い合わせください。

退院時の流れについて

退院の流れは次のとおりです。ご不明点やご不安なことがございましたら、お気軽に当院スタッフまでお声がけください。

退院前

・病状が安定次第、ご家族のかたと退院日時の相談をします。
・今後の通院先、利用したいサービス(介護サービスや障害福祉サービスなど)は前もってご相談ください。
※退院日は原則平日10時または14時前後となります。
※土・日・祝日や、平日17時以降は退院手続きができません。
※衣類をレンタルしているかたは、退院時に着ていく私服をご用意ください。

退院日当日

・1階受付にて退院の手続きを行います。入院費のご清算と保証金の返却も行いますので、「お預かり証」をご持参ください。
※入院費の概算が知りたいかたは、前日夕方にお問い合わせください。
・精算後は、1階でお待ちいただきます。
・薬剤師より、退院時処方(お薬)をお渡しします。
・病棟スタッフが患者さんをお連れします。お荷物とともに、次回外来予約票や診療情報提供などの書類をお渡しします。