代表的な疾患|医療法人寿康会 大府病院|知多郡東浦町の精神科
精神科

〒470-2101 愛知県知多郡東浦町大字森岡字上源吾1番地

トピックス Topics

代表的な疾患

認知症疾患

認知症は、神経の障害によって記憶力や判断力、思考力が衰えた状態のことです。主にアルツハイマー病やレビー小体病、無自覚の脳梗塞が原因です。認知症の状態になる前に見つけ、進行を遅らせることが重要です。原因の病気によって対応が異なるため、特に診断をご希望される場合には専門外来での検査をおすすめします。

睡眠障害

加齢とともに睡眠は安定しなくなります。十分な睡眠が得られない状態が続くと、高血圧などの生活習慣病の悪化、うつ病などの精神疾患の危険性、また認知症になる可能性が高まります。睡眠を悪化させている原因を取り除き、必要に応じて治療を受けて十分な睡眠を確保することが重要です。

うつ病

うつ病は、持続的な気分の落ち込みや興味・関心の低下が特徴の精神疾患です。しかし、老年期においては気持ちの落ち込みがはっきりしないかわりに体の不調感や痛みであったり、理由のない不安や焦りといった症状を呈することがあります。診断には十分な経験のある医師の診察を受けることが重要です。特に、体の違和感が続き、からだの検査を受けても異常がないといわれてお困りなら一度当院にご相談ください。

不安障害

強い不安や恐怖心から、日常生活に困難をきたす状態のことです。不安障害にはいくつかの種類があり、強い不安と身体症状を呈するパニック障害や、人前に出ることに不安を感じる社交不安障害、不安感がコントロールできず社会生活が送れなくなる全般性不安障害など、さまざまです。初老期においては原因となる病気が潜んでいる可能性が高く、慎重な診察のうえで適切な診断・治療を行います。

幻覚症

存在しないものが見える(幻視)や、声が聞こえてくる(幻聴)といった症状があります。この病名そのものは認知症疾患の症状の一部や、精神疾患の症状を含む、幅広い考え方です。実際の治療は原因となっている病気にあわせて治療を実施します。

妄想性障害

誤った事実が真実だと思い込む病気です。妄想の内容は、現実的なものから非現実的なものまでさまざまで、ご本人よりもご家族のかたが困ってしまうことも多くあります。成人期においてはいわゆる精神疾患であることが多いですが、初老期においては神経疾患や脳の電気的な異常によってもたらされることもあり、神経医学・精神医学の両面から診察し、適切に治療する必要があります。十分に経験のある医師の診察を受けることをおすすめします。